まぁアベレージバッターは作れるかもね

社長日記:2/15(火) DVDとか弥生とか。

番組制作面でのネットと放送の融合という面では韓国がブロードバンド先進国としてかなり先走ってやっている。たとえば先日韓国のKBSのプロデューサー氏から聞いた話だが、冬ソナだって、視聴者からのメールなどでの要望で、途中で脚本を変更したりするそうだ。つまり視聴者が見たいものをオンデマンドで作っている感じなのだ。韓流ブームってのは、たんなるブームではなく、ネットがある意味良質なドラマ作りに寄与している結果なのかもしれない。

大衆は常に間違える、とかそういう感じの批判が上がってきそうだけど、そう簡単に切り捨てていいものでもないと思う。実際、視聴者におもねったつくりにして失敗している駄作はたくさんあるが、それは結局視聴者のニーズを読みきって形にするまでのどこかのプロセスが力不足だっただけで、それなら視聴者に直接聞いちゃうのも手だと思う。
まぁホームランバッターは作れないかもしれないけどアベレージバッターは作れるかもね、ってことかな。